新米エンジニアの失敗再発防止メモ

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基本情報技術者の資格を1ヶ月で取ろう!

この記事は私がプログラミングを教えた後輩が、そのお礼に書いてくれた記事です。
基本情報技術者試験を一ヵ月の勉強で取れたようで、そのノウハウを書いてくれました。
これから資格取得しようとされている方には参考になると思いますので、是非ご一読ください(^^)/

初めに

 筆者は会社から基本情報技術者試験(以下、基本情報)を受けるようにと言われました。期間はあったものの、仕事が繁忙期だったため、試験まで残った時間が約1ヶ月。1ヶ月で午前試験と午後試験共に6割以上(一般的な合格ライン)を取るためにしたこと、受けてみてのノウハウなどを本記事に残したいと思います。
 また、2023年4月から試験範囲等が変わるとのことで恐らく難易度が上がると考えられます。具体的には午後の試験が通例だと選択問題があったのですが2023年4月からは選択問題がなくなり、自分の得意な問題が解けなくなる可能性があります。ですので2022年度内(後期)に受けておくことを強くお勧めします。

www.jitec.ipa.go.jp

この記事を読むべきお勧めの方

  1. これから基本情報の勉強を始める人
  2. 試験まで1ヶ月程度しかない人
  3. IT系の知識が全くない、または少しある人

1. そもそも基本情報技術者ってどんな資格?

 まず基本情報がどのような資格であるかについて触れたいと思います。
 基本情報の公式のホームページによると、「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」とのことです。

www.jitec.ipa.go.jp

 要は情報系の人なら最低限必要な知識や技術を持っていることを証明(アピール)できるものになります。ですのでエンジニア等なら持っていて損はありません。また、学生の方なら資格を取ることで就職で他の人よりも有利になったり、会社員の方なら資格を取ることで給料UPや手当などが望めるでしょう。

2. 勉強方法

 初めにで述べたように筆者は準備期間1ヶ月で午前午後共に6割以上の点数を取れるように勉強をしました。どんな内容を勉強したかを共有いたします。

2-1. 本の熟読

 当たり前な話ですが、問題を解こうにも最低限の知識がなければ解けません。最低限の知識を付けるためにもまずは本を買って毎日熟読することにしました。
 筆者は令和3年度の「イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」を熟読いたしました。もちろんこれから勉強する方は令和4年度版をお勧めします。

https://www.amazon.co.jp/令和04年-イメージ-クレバー方式でよくわかる-栢木先生の基本情報技術者教室-情報処理技術者試験/dp/4297123932/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1V9KBHB62GPYA&keywords=令和04年+イメージ%26クレバー方式でよくわかる+栢木先生の基本情報技術者教室+%28情報処理技術者試験%29&qid=1653800174&s=books&sprefix=令和04年+イメージ%26クレバー方式でよくわかる+栢木先生の基本情報技術者教室+情報処理技術者試験+%2Cstripbooks%2C378&sr=1-1www.amazon.co.jp

 筆者は毎日熟読し、3週間で2周読むことができました。本を読むのは眠くなる作業ですが、最低限の知識がないと2−2で述べる問題が解けなくなります。ですので必ず最低でも2周は読みましょう。
 また読み方としては以下の点を踏まえて読むことがベターたど思います。

  1. 専門用語を略さないで覚える(例 IoT→Internet of Things, BSC → Balance Score Cardなど)
  2. 計算問題は無視せずにわかるようになるまで必ず計算すること
  3. わからない単語が出てきたときにすぐに引き出せるようにしておくこと(索引上手になること)

2-2. 過去問を解こう

 これもかなり当たり前なのですが、問題を解いていくことで試験対策をしましょう。本だけ読んで受かるのは情報系のIT経験者くらいだと思います。
 過去問に関しては過去問道場を利用しましょう。筆者が知る限りの最強の試験対策になります。

www.fe-siken.com

 筆者は過去問道場の午前の過去5年分の問題をひたすら毎日100問以上は解きました。本を読みながら問題を解いていた時期もあったため、最初の頃は全く単語の意味がわからなかったり、過去問道場で初めて学ぶような問題もありました。ですので、最初は全然解けなくてもとにかくひたすら解くこと。また、同じミスを繰り返さないためにも解説はしっかりと理解しましょう
 午後試験に関しても同様に過去5年分の問題を3〜4回は解きました。午後は選択問題があるので自分の得意な問題を選択して勉強するようにしました。午前対策ができていれば午後対策も自然とできるようになると思うので、午後が苦手な方はまずは午前の問題をしっかりと解けるようにしておきましょう。

3. 失敗談

 筆者が試験対策をしていて失敗したなという箇所について触れていきたいと思います。
 まずはスケジュールとかを設定する方法について、自分はスケジュールをものすごく細かく設定してしまったこと。具体的には1日の1時間単位のスケジュール、本を熟読する上で進みたいページ数、問題を解く上でノルマとする点数などを設定しながら進めていました。しかし、スケジュールを考えても思うようには進まず、焦ってしまう時期がありました。スケジュールを考えてる時間などがあればとにかく過去問を解いたり、本を読み進めることをお勧めします。
 次に、午後の問題に関して、自分はプログラムの経験があったため、なるべくプログラムの問題を解こうとしていたのですが、問題を解く上ではデバック作業やprint出力はできません。いざ問題を解くとなると、頭の中でプログラムを処理しなければいけないので難易度が必然と上がることを読者の方々には知ってもらいたいです。
 最後に、1ヶ月だけでは勉強期間が短いということです。本末転倒ではありますが、余裕を持って勉強すれば最低6割以上ではなく9割以上も可能だと思いました。読者の中でこれから勉強する方は長い期間を勉強することをお勧めします。

最後に

 今回は基本情報について記載しました。2023年の問題の仕組みが変わる前に皆さんも受けてみてはいかがでしょうか。
www.jitec.ipa.go.jp

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